Touch IDの性能アップと次世代 iPhone

Touch ID

今年も秋頃に発表が予想される次世代 iPhone 、そのTouch IDの読み取り精度はかなり向上するそうだ。

”Kuo told investors that he expects suppliers to ramp up for production of the improved Touch ID module shipments, which are expected to rise by 77% to over 260 million units, in the second quarter. The oft-accurate analyst added that the upgraded fingerprint scanner will “require more advanced precision for the module’s laser welding process.” 【macrumors】

現行モデルでは、Touch IDのセンサー読み取りエラーがあるそうだが、日常のスリープ解除のためのTouch ID操作では不具合は感じない。

”ホームボタンの表面の下では様々なテクノロジーが動いています。あなたがホームボタンに触れると、ボタンの周囲にあるステンレススチール製のリングがあなたの指を感知し、容量性タッチセンサーを起動させます。あなたの指紋のイメージは、レーザーカットのサファイアクリスタル製ボタンの表面を通して、そのセンサーへ。センサーは皮膚の表面下を読み取って、詳細な指紋を取り込みます。そこでソフトウェアが指紋の稜線を読み取り、一致するものを見つけて、iPhoneのロックを解除します。【apple】

確かに、いつになっても iPhone 6 Plusの画面が起動しないということもあるが、指をずらせば問題なかったように起動するからたいして気にもしていない。しかし、米国でサービスが始まっている Apple Pay を使うとなれば、レジで指紋が認証されなかったらイライラ度はMaxになるだろう。
そこで、Appleはステンレススチール製のリングとサファイアクリスタル製ボタンの指紋認識装置の機能をより向上させるために、スクリーン画面での指紋認識技術を開発しているそうだ。

”iPhoneのホームボタンに搭載された指紋認証機能「Touch ID」はとっても便利ですが、今後は画面タッチでロックが解除できるようになるかもしれません。アップルが取得した特許「電子デバイス内の指紋認証センサー(Fingerprint Sensor in an Electronic Device)」では、ディスプレイ上で指紋を認証する技術が説明されています。【gizmodo】

すでに、米国での特許も取得していることから次世代 iPhone から採用される可能性は高そうだ。