Monthly Archives: 9月 2024

iPhone 16の分解バラしと電気誘導接着

Appleは初めて iPhone16 に電気誘導接着剤剥離技術を導入し、バッテリー交換を簡便にしたことが分解バラしで明らかにされた。【ifixit

Appleが iPhone16 で導入した通電剥離性接着剤は、金属でバッテリーを包み筐体に接着、低電圧(5-50V)の電流を短時間(十秒~数分)流すと被着体の界面で電気化学反応が起こり、陽極側で選択的に剥離することができるエポキシ系の接着剤だ。

電気通すと簡単に剥離する エポキシ系接着剤

国内では太陽金網株式会社がエレクトリリースとして販売している。

iFixitの分解バラし動画には5Vの電圧を数秒 iPhoneの筐体に通電することでバッテリがパカっと外せることがわかる。

また、重力に従った自然落下でも通電剥離性接着剤が通電でバッテリーが剥がれる。

要するに力を加えることなくバッテリを取り外せるのがこれまでの接着方法とは異なるのだ。

また、残った接着テープを取り除くのにイソプロピルアルコールなど有害な有機溶剤も必要としない。

電気誘導接着剤剥離技術により、iPhoneのバッテリー交換は簡便になったが、バッテリにアクセスするにはこれまでどおり筐体の加熱、接着テープの剥離の作業は変わらない。

iPhone 16の一部モデルで製造品質に問題あり?

新しい iPhone 16シリーズの購入した一部のユーザーから残念な報告がある。【X】

購入したばかりの iPhone 16 をよーく見ると、何やら接着剤のようなものがフロントやリアパネル部品とフレーム部分の接合部からはみ出しているではないか。

クローズアップされた画像を見ると、パネル部品を圧着する際に樹脂がはみ出してしまったのか、プツプツと黒いものがある。

本来なら品質チェックで拭き取るものなのだろうが、見逃されてしまったのだろう。

Apple製品の品質の高さを期待して購入しているので、製造工程はしっかり管理して欲しいところだ。

新しい iPhone 16 Pro の分解バラし動画

20日から販売がはじまったiPhone 16 Proモデルの分解バラし動画が公開された【REWA Technology】

iPhone 16 Proモデルの分解バラし動画は、旧モデルとなったiPhone 15 Proと比較しながら各部品を紹介している。

iPhone の分解バラしの儀式はこのビスから‥。

歴代モデルで変わらぬコネクタ横に配置された特殊ビスを外す作業だ。

iPhone X 以降のモデルでは、防水機能を持たせたことからしっかりと両面テープを使い組み立てられているので熱を加えて背面パネル部品を外す。

分解バラしではこの瞬間が最もワクワクする。

iPhoneの基板への接続に使われているコネクター類はフラットケーブルを介するが、フロントパネル側とのコネクションは珍しい方法が取られていた。

さてさて、メイン基板の新旧比較だ。

これは小さくなってますね‥

バッテリー容量アップのためにかなり基板デザインにはミリ単位で苦労されたのだろう。

今回のモデルから欧州の規定に則り、ユーザーが簡便にバッテリーを交換できるデザインに変更されたということだったのですが、、従来どおりのテープが使われている。

まだまだ、ユーザーが自ら分解してバッテリー交換とはいかない。

バッテリーは外観では新旧サイズの差は大きくないのですが、容量は300mAhアップだ。

次にフロントパネル、スクリーン部分の分解だ。

これも従来どおりの分解方法で、かなりしっかりと粘着されているので大変だ。

分解バラし後に、すべての部品が並べられた。

外したビスでロゴが作られているのがユニークだ。

各部品の詳細な解説は今準備中のiFxitの解説を待ちたい。

今回の分解バラしの各工程は以下の動画で確認できる。

Apple Event、発表された新製品(iPhone 16シリーズ)!

Appleは、新しいiPhone 16シリーズ、Apple Watch Series 10、AirPods 4、そして、新しいカラーのApple Watch Ultra 2とAirPods Maxを発表した。【apple

まずは、新しいiPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Max。

iPhone 16 Proシリーズの仕様や性能についてはAppleのサイトで確認してもらいたいが、はっきり言ってiPhone 15 Proシリーズよりも性能アップされているので買い替えると決めたら細かいことなどどーでもよい。

問題はどのカラーを選択するかだろう。

iPhone 16 Proシリーズには、ブラックチタニウム、ナチュラルチタニウム、ホワイトチタニウム、デザートチタニウムの4つのカラーが用意された。

今回、Appleのイチ押しは新色デザートチタニウムのうようだが、ナチュラルチタニウムが一番美しくKODAWARISAN としてはお気に入りだ。

ただし、多くのユーザーはケースに入れるだろうから、はっきり言ってどのカラーでも良いのではないか。笑

さてつぎは、iPhone 16とiPhone 16 Plus。

iPhone 16シリーズはカメラのデザインが大幅に変更され、かつての名機 iPhone Xのようだ。このデザイン回帰はマニア的にはかなりうれしい。

仕様や性能についてはAppleのサイトで確認してもらいたいが、iPhone 16シリーズを買うなら、6.1インチと6.7インチのディスプレサイズをどーするかだ。

これはユーザの使い方次第だが、日常的な使い方を考えると標準的な6.1インチモデルを選ぶのが良いだろう。昨今、6.7インチ人気が低迷ということもあり、どーしても6.7インチというのでなければ、6.1インチモデルが再販性も良い。

次は、カラーの選択だ。

iPhone 16とiPhone 16 Plusは、ブラック、ホワイト、ピンク、ティール、ウルトラマリンの5色が用意されている。旧モデルとなった iPhone 15シリーズより少し濃いめの設定だ。

Appleのデザインカラーはウルトラマリンのようだが、こちらも多くのユーザーはケースに入れるだろうから、選ぶのはどのカラーでも良い。← KODAAWARISANぽくない発言。笑

ただし、カメラ部分は見えるのでやはり好みのカラーは検討した方が良いだろう。

今回発表された iPhone 16 シリーズでケース選びで気をつけたいことがある。

アクションボタンやカメラコントロールのボタン部分のデザインがどうなっているかだ。

結論から言うとApple純正品選択だろう。

Apple StoreではMagSafe対応iPhone 16シリコーンケースがすでに販売されており、 翌日配送となっている。

他社製ケースのボタン部分はほとんどの場合くり抜き(新製品発売前の情報から製造されるため)となっており、本体保護のケースとしては穴は少ない方が良いので購入の際は検討した方が良いのだ。

iPhone 16シリーズは、9月13日午後9時(日本時間)から予約注文を開始し、発売は9月20日だ。