12インチRetina Macbook 2015 の完全分解バラし

すでに、バラさんでも見てしまったよ、新しいMacBookで紹介したが、やはり実際の分解バラしを見て確認したいところが数多くある。

”Apple’s new terraced battery technology is supposed to provide 35% more battery cell capacity than would have been possible before.【ifixit】

MacBook には様々な新しい技術が採用されているが、もっとも気になっていたのが35%もバッテリー容量を増加させ、極薄の筐体に収納されたバッテリーと筐体のデザインだ。ifixitの分解バラしでは、このバッテリー形状についての詳細も公開された。

MacBook のバッテリーは MacBook Air などとは異なり、裏蓋に両面テープで固定されていた。固定には特別なビスやシールなどがあるのかと思われたが、超強力な両面テープでしっかり、いや頑丈に固定されていたようだ。最近のAppleの製品では定番となった一度剥がしたら元には戻せないタイプの固定方法だ。ifixit製の特製ヘラでバッテリーを取り外している画像を見ても、裏蓋から剥がすことによってバッテリーが反っていることがわかる。

すべて取り外されたバッテリーは積層構造であることがわかる。さらに、バッテリーの形状に合わせてアルミボディーをNC加工された裏蓋部分とぴったり合うデザインであることも確認できる。ただし、両面テープの残骸を見ると、どんなに温めながら上手に剥がしてもこの状況であることから、興味本位の分解は禁物だろう。

その他にも、美しい分解バラしの画像が数多く公開されている。