自分でできる Apple Watch の修理

apple watch 分解バラし

Apple Watch 発売されて1週間を過ぎ、落下や不慮の事故による破損に悲しむユーザもいるかもしれない。 Apple Watch は、 iPhone iPad よりも分解バラしは簡単だ。だたし、一度分解すると防水性が担保できないというリスクがあるのだ。

iFixit が Apple Watch 完全分解バラしを公開し、修理のための手順を編集した修理マニュアルも公開した。この修理マニュアルでは、スクリーンやバッテリーの交換方法が順を追って紹介されている。 Apple Watch の分解バラしはスクリーンを取り外すことからはじまる。このスクリーンは強力な両面テープで固定されているだけなのだ。しかし、この両面テープは剥がすと再利用できないため、新しいものを用意しておかなければならない。おそらく3M防水用強力両面テープあたりが使われてそうだが、Apple Careの修理以外では一般には出回ってくるはずもない。

Apple Watch には、IEC規格60529にもとづくIPX7等級の耐水性能があり水洗いも推奨している。IPX7は、一時的(30分程度)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しないというものだ。しかし、iFixit では Apple Watch Adhesive Strips として販売してはいるもののこの耐水性能は保障されないとしている。
今後多く出てくるであろう Apple Watch の修理では、Apple Careによる修理サービス以外で修理業者が扱う部品では、3M防水用強力両面テープを使ったとしてもIPX7は担保されないだろう。現在のところ、 Apple Careによる修理サービスも交換修理対応となっているそうだ。
Apple Watch の修理は、自分でもちろんのこと、修理業者に任せることもしないほうが良さそうだ。