新しいiPhone15 Pro、美しすぎるチタンボディ

Appleが発表した新しいiPhone 15シリーズ、Proモデルは期待以上だった。【apple】

日本時間午前2時からはじまったAppleイベントでうわさどおりの新しいiPhone 15シリーズが発表された。

昨今のiPhoneのアップデートは期待感が薄れているところがあったが、今回は少し違った。

そう、Titanium筐体のモデルが用意されたのだ。

Titaniumは、軽量、高強度、錆びないなどの優れた特性を持つ金属で、近年さまざまな用途に使われるようになっている。

AppleがTitaniumを最初に採用した製品は2001年に発表された初代PowerBook G4だった。

当時、Titaniumは加工が難しく、コストも高く、樹脂筐体が主流のパソコンの筐体になんて使うことすら考えられなかったが、新潟県燕市の東陽理化学研究所が製造したTitanium合金がPowerBook G4に採用された。

開発中のPowerBook G4の発熱は半端ではなく、試作機の樹脂筐体が変形するほどだったことから(日本でもPowerBook G3筐体の試作機があったことを当時の開発担当者から聞いた)、薄くて軽量デザインが可能なTitaniumが採用されたのだ。

Titanium筐体のPowerBook G4は実に美しいものだったことを今でも覚えている。

今回発表された新しいiPhone 15 Proシリーズも表面加工が美しくTitaniumの良さを活かしたデザインとなっている。

新しいiPhone15 シリーズは新しいカラーバリエーションとなって魅力的だが、AppleマニアにとってはこのiPhone 15 Proシリーズが好まれるだろう。

iPhone 15 Proシリーズはケース不要、そのままで使いたいものだ。