ハワイのスタバ限定で販売されているコナコーヒー

世界三大コーヒーの一つ、コナコーヒー (Kona coffee)が大好きなのだが、そのなかでもここ数年はまっているのが、スタバのコナコーヒーだ。

コナコーヒーは、ハワイ島西岸の「コナコーヒー・ベルト」と呼ばれる地区で主に栽培されているコーヒーの総称で、ブルーマウンテン、キリマンジャロに並び、コナコーヒーは世界三大コーヒーの一つとされている知る人ぞぞ知るコーヒー豆だ。ただし、生産量が少ないことからハワイから多くは輸出されていない。

以前、近所の珈琲ショップで「コナコーヒーの豆ありますか。」と聞いたところ、店員さんが「こな(粉)ならいろいろあります。」という笑い話があるほど、一般的には知られていないコーヒー豆でもある。

ただし、最近ではホノルルコーヒーや有名パンケーキのお店などが日本へ入ってきたことから、知名度は少し上がったと思われる。

さて、このコナコーヒーの味はというと、一般的にミディアムローストが好まれ、酸味は少なくフルーツのようなみずみずしさと円熟した芳醇な甘味がある。そしてマイルド感は、まさにハワイのトロピカルな雰囲気を感じさせる。

しかし、マニア的にはダークローストの方がよりコナコーヒーらしさを引き出せると思うのでこちらを好んで飲んでいる。(ただし、個人的な感想なので、飲む人によれば少々感じ方が違うかも。)

さて、なぜスタバのコナコーヒーかというと、それには2つワケがある。

まずは、コーヒー豆の安定感だ。

これまでは、ハワイ島のコナ地区のいろいろな農園から直接輸入していた。しかし、生産年によっては同じ農園でも豆の味はまちまち。それにくらべ、スタバの豆は品質管理が徹底されていて、価格も27ドルである。

2つめは、人に頼みやすい。

ハワイへ旅行する友人がいれば必ず豆を買ってきて欲しいと頼むのだが、スタバなら帰国前の空港内で購入可能なのだ。

そう、人に頼みやすい。

過去に、国内のスタバでも限定販売されたこともあるが、希少豆で価格も高くなることからレギュラー商品にはならないマニア向けのコーヒーでもある。

国内で同商品が販売されていないかAmazonで検索してみたろこと、「Starbucks スターバックス ハワイ限定 コナコーヒー 豆 100% 250g (ハワイより直送)」とあるが個人販売しかないようだ。それもボリすぎ!

コナコーヒーマニアの読者さん、未体験の読者さんもハワイに行く友人がいたらこのスタバ限定のコナコーヒーをお土産に頼んでぜひ飲んでみてください。オススメですよ。