あのロッゼタストーンが現代の記憶媒体と融合

ロゼッタストーンは、エジプトのロゼッタで1799年に発見された石版で、紀元前196年にプトレマイオス5世によってメンフィスで出された勅令が刻まれた石碑の一部であった。碑文には三つの文字、すなわち古代エジプト語の神聖文字（ヒエログリフ）と民衆文字（デモティック）、ギリシア文字で記述されている。細かい違いはあるが、本質的には同一の文章が全部で三つの書記法で著されていると早くに推測され、1822年、ジャン＝フランソワ・シャンポリオンによって解読された。これによってロゼッタ・ストーンはエジプトのヒエログリフを理解する鍵となり、他のエジプト語の文書が続々と翻訳されることとなった。【wikipedia】

現在、ロゼッタストーンは大英博物館の最も有名な展示物で、Ancient Egyptゾーンの入り口正面にある。実物は、縦114.4cm、横72.3cm、厚さ27.9cm、重量760kgと想像していたものより巨大なものだ。人気のある展示物であることから、ロゼッタストーンに関わるお土産も数多く、カード、キーホルダー、ペーパーウェイト、スマホ用エジプト ロゼッタストーンケースなどなど発売されている。その中でも、ギミックな商品であるRosetta Stone Flash Diskを見つけ、購入してきた。

一見するとロゼッタストーン型のペーパーウエイトだが、上下を引っ張ると、なんとそこから現れるのはUSBプラグだ。そう、これはロゼッタストーン型のギミックなUSBメモリなのだ。容量は2GBと少なく、ガンガン使えるというサイズではないが、ちょっとしたファイル移動には良い。

iMac の傍らにこのロゼッタストーンを置いておいて、文書ファイルを渡す時にでも使うとちょっと驚かれるのではないだろうか…。

Rosetta Stone Flash Diskは、大英博物館内でのみ販売されているが、Amazonを検索すると、並行輸入品ではあるが国内でも購入することができる。

大英博物館-古代エジプト-ロゼッタストーン-USBスティック-２GB-メモリースティック-【並行輸入品】

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