バラしてわかった iPhone 4 ホワイトとブラック

iPhone 4 ホワイトモデルとブラックモデルをバラして比較したところ、明かされていない仕様変更があった。

iPhone 4 ホワイトモデルとブラックモデルではカメラが違うという情報があったことから、さっそくバラして比較してみた。(画像左:ブラックモデル、画像右:ホワイトモデル)

カメラパーツを比較(画像左:ホワイトモデル、画像右:ブラックモデル)したところ、既報のようなパーツの違いはない。おそらく、ホワイトモデルでの仕様変更というより、製造ロットによりパーツが違うのだろう。ただし、ホワイトモデル用のLEDパーツにはホワイトのリングが付き、光漏れによるバックパネルへの映り込み対策が施されていた。これはApple流のこだわりだろう。

改良されたプロキシミティセンサー、既報のとおり、確かにセンサーパーツ(画像上:ブラックモデル、画像下:ホワイトモデル)のサイズが違うことから、仕様変更されていた。

ホームボタン部分のパーツ(画像下:ホワイトモデル、画像上:ブラックモデル)も変更され、接点部分の高さが低くなり、従来よりクリック感が強くなった。

ボリュームボタン部分も仕様変更(画像上:ブラックモデル、画像下:ホワイトモデル)があり、これまでバッテリーとビスが直接当たらないよう黒いフィルムがあったが、ホワイトモデルではこのフィルムが取り除かれていた。

フロントパネル裏側には、液晶バックライトの光漏れ防止のためか、グレーの樹脂シールが接着され、しっかりと対策されていた。しかし、このシールによる厚みの増加はないようだ。

今回発売された iPhone 4 ホワイトモデルは期待どおり実に美しい。しかし、残念なことにフロントとバックパネルを取り外して並べてみると、同じホワイト色ではなかった。やはり、Appleの希望に適う塗装技術には限界があったのだろうか…。
アンテナ問題解決の切り札は遊びだった?

お待たせしましたホワイトモデル登場
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