変化するAppleの企業方針に耐えられなかった

長年、Appleのデザインチームを率いてきたJonathan Iveは、Tim Cookへの不満と燃え尽き症候群でAppleを去った【appleinsider

2011年、カリスマ的な存在だったSteve Jobsが逝去した後、だれしもがこれからのAppleはどうなるのかと思った。

しかし、新しいCEOとなったTim Cookは同社の業績をそれまで以上し、時価総額が一時初の3兆ドルを超える企業へと導いた。

一方で、同社製品がこれまで以上に革新的なものであるかと言うと、古くからのAppleファンは疑問をもっていると思う。

その要因の一つが初代iMac以降、iPhoneなど数々のAppleフロダクトデザインを手掛けてきた Jonathan IveがAppleから去ってしまったことだ。

当時、 Jonathan IveはApple WatchのコンセプトをめぐるTim Cook との衝突で、「自身がAppleからもう支持されていない。」と感じた最初の瞬間だったと同僚らに語っていたそうだ。

その後、Apple Watchがファッション製品から健康管理のフィットネス製品に移行していったのは、周知の事実である。