iMac 2021モデルの分解バラしで分かったこと

iFixitによるiMac(24 インチ, M1, 2021)の完全分解バラしが公開され、その内部デザインが明らかとなった。【ifixit】

KODAWARISANがバラし途中の画像から気になっていたのは、バックパネルの中央部分にあった2つの丸型の部品だった。

何かのパッキンのようなグレーの部品は、その下部からコネクターとケーブルがつながっているのが見る。

さらに、黒いテープのような形状のものがある。

実は、この部品はCMOS半導体用のバッテリーだった。そして、黒いリボンはiPhoneのバッテリーを固定している粘着テープと同じもので、修理の際の取り外しを容易にする。

さてこのバッテリの中はというと、市販されているCR2016(ボタン型電池)なのだ。

‥ということは、これは消耗品で交換が必要になることもある。

とはいえ、消費電流は小さく通常使用なら5年以上は交換の必要はない。

しかし、長期に使うユーザーはいつかはAppleの修理サービスによるCR2016(ボタン型電)の交換が必要となるだろう。

新しいiMacから、フロント部分からAppleロゴがなくなり、背面のみとなった。

そして、従来モデルより少し大きくなり金属から樹脂部品に変更されたAppleロゴも気になっていた。

なーんとなく電源オンで光るのではと期待していたが、その樹脂の謎は分解バラしから明らかになった。

Appleロゴの内側にアンテナ部品が配置されていたため、電波を遮らない樹脂製である必要があった。

デザインが一新されたiMac(24 インチ, M1, 2021)は、その内部デザインも新しく、いFixitの分解画像で楽しめる。