シャープ、iPad用9.7インチ液晶パネルの製造停止

iPad miniの発表以降、iPad 4thの需要が減り、Appleから9.7インチ液晶パネルの発注が止まったことから、シャープの亀山工場では製造を停止したそうだ。

シャープは、iPad用液晶パネル( IGZO )は採算が合わないとしてきたが、今年に入り、ついに主力工場であった亀山の生産ラインの停止を決断したようだ。【reuters】

原因は、iPad 4thiPad miniの発表が同じタイミングで、デザイン変更のないiPad 4thよりも、新しさが目立ったiPad miniの人気が高くなったからだ。実際に使ってみても、iPad miniの方がサイズ的にも使いやすく、第3世代のiPadを持ち歩くことがなくなってしまった。しかし、第5世代のiPadが、新しいデザインで発表される可能性があるので、9.7インチ液晶パネルの需要が復活するかもしれない。