iPhone Xs、機能優先のデザインになった

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14日16時01分より、予約受付がはじまった最新モデルiPhone Xsは、そのすべてのモデルが初回出荷分完売となる状況は、毎年恒例だ。最新モデルは新機能満載で良いとこばかりなのだが、iPhone Xsの仕様をみて、デザインとして気になるところがあった。

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iPhone Xsの側面(Lightningコネクター部分)にスピカーのホールがデザインされているのだが、なんだかおかしい。
iPhone Xでは、Lightningコネクターを挟んで両側に6個のホールがシメントリーにデザインされていた。しかし、iPhone Xsでは、左ホールの数が2つ少ないのだ。そして、何やらラインらしきものがあるではないか。
これは、アンテナゲートと呼ばれているもので、iPhone 4の、あわやリコールかと思われたほど大騒ぎになったアレである。
側面を周波数の異なるアンテナを配置するために、金属部分を樹脂で区分しているのだが、左右4個すでにあるところに、さらにもう一つ追加された。

詳しい状況を調べようと検索したところ、知ってる? 「iPhone XS」と「iPhone X」の見分け方という記事にヒットした。

”iPhoneはこれまで、6s・7・8とアンテナ線が少なくなる方向に進化していたため「あれ、これって退化?」

確かに退化である。
デザインを大切にしているAppleが、機能を優先してしまったのは旧くからのユーザーにとっては残念なことだ。
しかし、6.5インチという迫力ある美しいスクリーンは、発売日にいち早く確認したい。おそらく、アンテナゲートのデザインなんて気にならなくなるに違いない。