パームレストが熱くなったら「すきま風」

バード電子は、 MacBook Pro とデスクのわずかな隙間に送風し、底面から冷却するUSBクーラー「すきま風DRAFT-1」を発売した。

MacBook Pro などの高密度の金属製の筐体は本体が暖まりやすく、特にパームレストが熱くなり操作に支障をきたす事がある。そこで、筐体とデスクのわずかな隙間に勢い良く送風し冷却させるファンユニットがデザインされた。 MacBook Pro の場合、ハードディスクがある左側パームレスト部分の冷却が重要で、すきま風 DRAFT-1は、イヤーフォンジャックやカードストッロトから凄まじいパワーで風を送って冷却をしてくれる。

さて、 このすきま風 DRAFT-1の構造を調べるべく、もちろん分解バラしを行った。パーツは、筐体とシロッコ型ブロアファンのみのシンプルなものだ。

内蔵されていたシロッコ型ブロアファンは、日本計器製作所製のDouble Inlet Blower Fanだ。このファンは、上下の2方向から風を吸い込み前方へ押し出すという風量0.133m3/minの強力なタイプだ。ただし、騒音は35dbと少々大きい。

夏場、特に暑くなるiPad も冷却してみようとUSB変換コネクターから接続してみたが、電力不足ですきま風 DRAFT-1の接続を拒否された。iPad からは、ファンを回せる動力電流は出ていない。
まだまだ残暑、節電の中でのエコな冷却アイテムとしてすきま風 DRAFT-1は、オススメだ。ただし、100台の限定生産品だそうだ。
【バード電子】