Apple Store1号店オープンから15周年

”Fifteen years ago Thursday, Apple opened its first two retail stores in McLean, Virginia and Glendale, California.【time】

Apple Storeの1号店、正確には米国の2店舗がバージニア州マクリーンのタイソンズコーナーとカリフォルニア州グレンデールのグレンデールガレリアにオープンしたのは、15年前の5月19日だった。

当時、開店2日で、2店舗合わせて来客数7700人を突破、売上はなんと59万9,000ドルに達したのだ。あれから15年、現在では世界中にあるApple Storeは 475 店舗となった。
そして、新しいストアがオープンするたびに、行列ができるのも恒例となった。国内では、銀座のオープンが2003年、その後、心斎橋名古屋栄、福岡、仙台一番町、札幌、渋谷、表参道店がオープンされた。しかし、札幌店は入居していたビルが再開発で取り壊しのため、2016年2月26日に閉店したが、再オープンの目処は立っていないのは残念なことだ。
最近、Apple Storeに行くと、多くの人が店内に入るが、アップル製品やアクセサリを見るのではなく、iPhoneの修理に来ている人がほとんどだ。「聖地」としてチェックインするAppleマニアは多いが、なんだか修理サポートセンター化しているのは本当に断念に思う。
改めて、故 Steve Jobs が紹介している Apple Store の模擬店舗を見ると、今あるApp Storeとはカラーやデザインはまったく異なってはいる。今のAppleが考える、いやAngela Ahrendtsが考える未来のApple Storeが、米国サンフランシスコのユニオンスクエア公園の近くに先日オープンした。Apple Storeは製品の購入やサポートを受ける単なるお店ではなく、誰もが使える街の公園などの一部と統合することで、コミュニティスペースとなることを望んでいるそうだ。
故 Steve Jobs の思い描いた Apple Store、今のAppleはその実現に向かって進んでいるのだろうか…。