重くて大きな箱はアナログの魅力、大ラジカセ展

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4月22日から5月17日まで、梅田ロフトで開催されている大ラジオ展。終了まであと数日なので、日本発のアナログ合体家電である昭和なアイテムを見てきた。

”「ラジカセ」はラジオとカセットの機能を兼ね備えた家電で、1960年代に登場。ラジオの深夜放送をはじめ、竹の子族による原宿の歩行者天国での路上パフォーマンス、ニューヨークではヒップポップに影響を与えるなど、時代を象徴するカルチャーシーンで親しまれてきた。近年はレコード盤とともに若者から再度注目を集めており、アーティストがカセットテープで新譜をリリースするなど、”アナログ回帰”の盛り上がりを見せている。【fashionsnap】

“アナログ回帰”、80年代に次々と発売された重くて巨大な箱、考えうるすべての機能をテンコ盛りにしたラジカセが現代再認識されているそうだ。

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「あっ、コレ持ってた。」「こんなラジカセあったっけ??」とあちらこちから聞こえてくる。確かに、見たこともない(知る人ぞ知る)ラジカセが所狭しとならべられていた。

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分解バラしマニアには堪らない(?)ソニーカセットコーダー CF-1980 がケースの中にあった。現在では考えられないほどアナログ感満載、はっきり言ってアナログ構造だ。当時は、最新のカセットコーダーで人気があった。

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驚いたのはパイオニア ラジカセランナウェイSK-900のプラモデルだ。当時、こんなものまでプラモになっていたとはしらなかった。

「ラジカセ=過去の遺物」、そのノスタルジーを感じるかなと思っていたが、改めてその昭和な家電の魅力を再認識することとなった。会期はあと数日(全国で開催するのかな?)だが、マニアならずとも見る価値のあるラジカセ展だ。

■大ラジカセ展会期:5月17日まで、10:30~21:00(最終日は18:00閉場)
会場:梅田ロフト5F ロフトフォーラム
入場料:一般300円/学生・ロフトアプリユーザー200円/小学生以下無料