特別仕様のディスプレイ用 iPad 2

Appleストア店内で使われている製品仕様と価格表示用の iPad には特別な仕掛けがあった。

全国のAppleストア店舗では、 iPad を使った製品仕様と価格表示がはじまり、すでに体験した読者さんも多いことだろう。
分厚いアクリル版の中に設置された iPad は、アイコンなど表示されることのない展示専用機である。しかし、この iPad 、どのようにして電源が供給されているのだろう。
専用台を横から撮影した画像から、 iPad の裏側にApple Dock コネクタ USB ケーブルが接続されていることがわかる。【zdnet】

この iPad は、裏面でDock コネクタUSB ケーブルを接続できるように特別に改造された専用機だったのか。

裏面にあるAppleロゴの中心部分に開けられたDock コネクタUSB ケーブル接続用の穴。こんな iPad をAppleのデザインチームが許すのか…。それはあり得ないことだろう。
店内で目を凝らして iPad を見るとその謎が解ける。
実は iPad には仕掛けはない。電源供給用として専用のフラットケーブルが用意され、一見すると何も挿していないように見える iPad のDockポートにDock コネクタUSB ケーブルから接続されたフラットケーブルが挿してあるのだ。さすがデザインにこだわるApple、ディスプレイ方法にも妥協がないのだ。