11月 6 2011
書類を iCloud に保存
iCloudに保存できる書類はPages 、Keynote、Numbers だけではない。
Appleは、iCloudを使うことにより、Pages 、Keynote、Numbers の書類とコンピュータやiPhone 4S などの iOSデバイスの間で移動させるのも、保存することも簡単にできるサービスを提供している。しかし、MobileMe で便利だった iDiskとは違うということに気づいている読者さんも多いことだろう。
MobileMe では、様々な形式のファイルを、サーバーのディスクスペースに保存、共有することができたのだが、iCloudでは、Pages 、Keynote、Numbers の書類のみしか保存されないのだ。
それでは、本当にiCloudではPages 、Keynote、Numbers の書類のみしか保存できないのかというと、そうではなかったのだ。ユーザーのライブラリフォルダーの中にあるMobile Documentsにファイルが保存され、共有されていることがわかった。【macworld】

ユーザーのライブラリフォルダーは、OS X Lionからは、ユーザが簡単にアクセスできないように隠されている。しかし、optionキーを押しながらメニューから移動を選択すると、ライブラリフォルダーが現れる。このライブラリフォルダーの中に Mobile Documents フォルダーがある。このフォルダーは、iCloudを介してそれぞれのデバイスとシンクロされているのだ。すなわち、 Mobile Documents フォルダーにファイルを保存することで、接続されているすべてのデバイスでファイルが共有できることになる。ただし、Appleが正式にサポートしている機能ではないので自己責任で使用しなければならない。