10月 26 2012
新しい iMac、その薄さの秘密
薄さわずか5mmのエッジを持つ新しいiMacは、ロジックボードのデザインが技術者を困らせたことだろう。
初代 iMacから数えて8代目となる新しいiMacは、ついにここまできたかという驚きの薄さである。
新しいiMacは、ディスプレイのエッジはわずか5mmという薄さになった。アルミパーツの接合は、摩擦攪拌接合という手法で、通常、航空機の翼やロケットのブースターのタンクなど、絶対に失敗が許されないパーツの製作に使われている方法だそうだ。そこまでして、薄さにこだわったしいiMacは、その内部デザインまで徹底している。
スペシャルイベントのビデオをよく見ると、新しいiMacは、ロジックボードなどパーツの配置がわかる場面がある。最近、Appleはバラされる前に内部を見せてしまうという、バラしマニアはありがたいプレゼンをしてくれる。そこで、新しいiMacのロジックボードの形状に注目してみると凹型のデザインで、中央にCPU、左右にハードデスクとグラフィックチップという配置で、実にうまく放熱効果も考慮されている。過去には iMac に丸い形状のロジックボードがあっが、こんな特殊な形のデザインはAppleならではだろう。
今回は、新しいiMacのパッケージにも注目したい。
Apple Online Storeにある新しいiMacのパッケージは台形なのである。究極までパッケージを小さく、ダメージを受けにくい形状の答えがこの形だったのだろう。しかし、倉庫に積み重ねづらい販売店泣かせのパッケージであろう。
新しいiMacの発売は来月、その発売開始日が楽しみである。
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