SoftBank と au、どっち?

14日よりiPhone 5の予約受付をはじめたソフトバンクモバイル KDDI (au) は、それぞれが魅力的なキャンペーンを用意した。


ソフトバンクモバイル KDDI (au) 、両社ともに発売日の9月21日から、iPhone 5の魅力のひとつであるLTEサービスを開始する。 KDDI (au) は、パケット通信LTE フラットを月額5985円で提供する。そして、 KDDI (au) iPhone 5は、テザリングにも対応することが発表された。
テザリングは、海外ではiPhoneの機能として使えるが、これまで国内では回線の混雑を回避するために使用不可とされてきた。しかし、今回 KDDI (au) iPhone 5のテザリングを解禁した。そして、テザリング利用料(月額525円)を最大2年間も無料にするという。これは、ソフトバンクモバイル KDDI (au) のどちらと契約するかを決める大きなポイントとなる。
一方のソフトバンクモバイルは、Softbank 4G LTEを毎月定額5985円で利用できるパケットし放題フラットを発表した。こちらは、au KDDI (au) と同利用料金となるが、iPhone 4/4Sから機種変更した場合、iPhone 4Sを12,000円で、iPhone 4を8,000円で下取りするプログラムがある。
さて、通信環境はというと、ソフトバンクモバイルはサービスエリアを2012年度末に政令指定都市100%カバーを目指し、 KDDI (au) は当初東京23区および政令指定都市を中心とした全国主要エリアで対応、2013年3月までに実人口カバー率約96%を目指すとしている。しかし、両社ともにiPhone 5が対応する2GHz帯のLTE環境整備には苦戦していると思われる。しかしながら、これまで2GHzのみしか許可されていなかったソフトバンクモバイルは、7月から900MHz帯プラチナバンドのサービスを開始し、回線を900MHz帯へ移行させながら、空いた2GHz帯をLTE専用にする計画が加速的に進んでいる。一方、 KDDI (au) はというと、これまで環境の整った800MHz帯を LTE 専用として準備を進めてきたが、iPhone 5の LTE 対応が決まったことで、急遽計画を中止し、2GHz帯へのを変更せざるを得なくなった。即ち、iPhone 5対応のLTE環境整備は、一歩遅れることとなる。また、ユーザにとっては魅力的なテザリングも、マルチアクセス非対応のCDMA2000形式を採用していることから通話とパケット通信が同時にできないという問題もある。
両社ともまだまだ通信環境の整備が進んでいない現状で、ソフトバンクモバイル KDDI (au) 、どちらのiPhone 5を使うか迷うところだ。
そこで、魅力的ではあるが7.5GBの通信容量制約がある不満が残りそうなテザリングと通信環境の整備遅れから、KODAWARISANとしてはズバリ ソフトバンクモバイルiPhone 5をオススメする。



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