マニアなPC遊びのなかでもディープなホビー

”パソコン遊びのなかでもディープなホビーに、CASE MODやMOD PCと呼ばれるプレイスタイルがあります。ケースのなかに水槽をレイアウトしたり、本来は自作パソコン用のケースじゃないモノにCPUもメモリもマザーボードもストレージもブチ込んじゃうもので、後者の場合は性能より「この場に収まるマザーボードはコレだ!」な視点でパーツをセレクトしてPCを作り上げちゃう神々のお戯れ。【gizmodo】

Macなユーザーが古いMacの筐体を使った改造は数多くあり、水槽にするとか、ランプにするとか、 Mac Pro BBQ用グリルに改造したり、動作可能なミニチュアMacintosh Plusを製作するという例があったが、ラジコンカーに詰め込んだ WindowsPC とは驚きの作品だ。

ニッサンGT-R(R35)のラジコンボディを使ったWindows PCは、スーファミに組み込んだり、ゲームボーイをケースにしたり、チャレンジャブルな作品を多く手がけたMOD PC界の秋葉原のアイドルと呼ばれたT-ZONEの元店員M氏の作品だそうだ。M氏は、「この場に収まるマザーボードはコレだ!」とパーツのセレクトからはじまり、PCを作り上げるというのだ。

Jonathan Ive 率いる Appleのデザインチームは、筐体デザインありきで内蔵される基板や部品をデザインさせていくという。しかし、このM氏は既存の部品をセレクトして、既存の筐体に詰め込んでしまうという技は、MOD PC界の神なのだろう。