USB Type-C の仕様をより安全に

082007

”Software Safeguards Coming to Protect Against Potentially Dangerous USB-C Cables【macrumors】

従来のUSBに比べ大容量の電源供給も可能なUSB Type-Cに、機器を守るための新たな規格が用意されそうだ。

USB Type-Cとは、USBの次世代規格 USB 3.1で制定された新しいコネクタ規格で、Appleが昨年の3月に発売した新しい MacBook に搭載されたことで話題になった。

Type-Cコネクタ搭載の機器が増えれば、USBケーブル1本でほとんどすべての周辺機器と接続し、それだけでなく機器の電源もまかなうことができるのだが、対応機器が増えてくると粗悪で安価なUSBケーブルが出まわってきて、機器本体に故障をもたらすようにもなってくる。すでにトラブルとして、機器に過剰な電流が流れ、パソコンを壊してしまったというような事例もあるらしい。

”Using this protocol, host systems can confirm the authenticity of a USB device or USB charger, including such product aspects as the descriptors/capabilities and certification status. All of this happens right at the moment a wired connection is made – before inappropriate power or data can be transferred.【businesswire】

そこで、一定の規制を設けて、より安全にUSB Type-Cを使うために、USBケーブル接続時にソフトウェアによる認証を用意するなど対策がとられようとしている。
いずれにせよ、 MacBook ユーザーは、安心して使用できるApple純正USB-C充電ケーブルを使うのが一番だ。ただし、Anker PowerLine USB-C & USB-C Cable は今のところ、 MacBook で半年間は問題なく使えているので、これは大丈夫かな…。