黒いタートルネックの背後にいる男、イッセイミヤケ

8月5日、世界的に知られた日本が誇るファッションデザイナーである三宅一生(イッセイ)が84歳で亡くなった【newsweek

故イッセイは、世界的に知られたファッションブランドの1つを作り、有名なバオバオトートバッグや革命的なプリーツパンツなどがある。

また、故Steve Jobsのシグネチャールックとなったあの黒いタートルネックの背後にいる男としてもAppleマニアには記憶されているだろう。

黒いタートルネックは、年齢や体格に関係なく着られる常識的であり無駄のないシンプルな洗練されたデザインだ。

そもそも両氏の出会いは、日本の企業(ソニー)元会長故森田昭夫から従業員がおそろいの制服を着ることで絆を感じていると故Steveが聞き、Appleにも導入しようと故イッセイに相談したことからはじまった。

しかし、社内でブーイング、まさかの却下だった。

イッセイデザインの制服(ベスト)をApple社員が着ることはなかった。

その後、故Steveは自分のためにデザインを依頼、一着175ドルで100着も発注したのだ。

アイザックソンの2011年の著書「スティーブ・ジョブズ」によると、故Steveが「私は一生続くのに十分な量がある」語ったとしている。

年齢や体格に関係なく着られるよう、常識的で無駄のないスタイルで知られるイッセイデザイン。

シンプルで洗練されたデザインを得意とした故Steveがそのデザインに惹かれたのもうなずける。