サーモグラフィー用アプリ Thermal Cam3X リリース

iPhone12シリーズ、iPadPro に対応したサーモグラフィーアプリThermal Cam3X がリリースされた。Takesan】

Thermal Camとは、Flir LEPTONを使って iPhoneiPad でサーモグラフィーを実現するアプリだ。

今回、Thermal Camが、解像度4倍のLEPTON3.5に対応し、温度測定精度が大幅に向上されたThemal Cam3Xがリリースされた。

Themal Cam3Xを使うには、Flir LEPTONの他に2つのハードが必要だ。

1つはFlir LEPTONのデータをSPIとI2Cに出力するブレイクアウトボードだ。 

ただし、本製品は入手困難となっており、他には米国Groupgets社PureThermal Breakout Boardがある。

現在、KANSAK DENKIが同ボードを開発中(試作テスト中)でもある。

もう一つは、データをOSCデータにしてデザリングでiPhoneなどへ送るESP8266ボードを用意する必要がある。 

Themal Cam3Xでは、アプリ内設定切替でRaspberry piにも対応している。 

さらに、M1チップ搭載の MacBook AirMacBook Proにも対応、A13 Bionicチップ搭載モデルでは、画像認識(AI機能)が使えるようにもなった。

また、Flir LEPTONが無くても、iPhoneのカメラ画像からCOCOファイルをダウンロードすればカメラ画像認識(AI機能)が使えるという。

Thermal Camは、米国Flir社の開発者ページでも紹介されている。