1月 10 2021
サーモグラフィー用アプリ Thermal Cam3X リリース

iPhone12シリーズ、iPadPro に対応したサーモグラフィーアプリThermal Cam3X がリリースされた。【Takesan】
Thermal Camとは、Flir LEPTONを使って iPhone やiPad でサーモグラフィーを実現するアプリだ。
今回、Thermal Camが、解像度4倍のLEPTON3.5に対応し、温度測定精度が大幅に向上されたThemal Cam3Xがリリースされた。

Themal Cam3Xを使うには、Flir LEPTONの他に2つのハードが必要だ。
1つはFlir LEPTONのデータをSPIとI2Cに出力するブレイクアウトボードだ。

ただし、本製品は入手困難となっており、他には米国Groupgets社PureThermal Breakout Boardがある。

現在、KANSAK DENKIが同ボードを開発中(試作テスト中)でもある。

もう一つは、データをOSCデータにしてデザリングでiPhoneなどへ送るESP8266ボードを用意する必要がある。
Themal Cam3Xでは、アプリ内設定切替でRaspberry piにも対応している。

さらに、M1チップ搭載の MacBook AirやMacBook Proにも対応、A13 Bionicチップ搭載モデルでは、画像認識(AI機能)が使えるようにもなった。
また、Flir LEPTONが無くても、iPhoneのカメラ画像からCOCOファイルをダウンロードすればカメラ画像認識(AI機能)が使えるという。
Thermal Camは、米国Flir社の開発者ページでも紹介されている。
