薄い11インチの MacBook Airは、大きな複数の排気口から熱風を排出していた。
MacBook Airをバラすと、ロジックボードの4分の1の面積を占めている冷却ファンがある。
MacBook Airは、ハードディスクが搭載されなくなったので発熱量が減ったと言えども、プロセッサからかなりの発熱し、筐体内にたまる。この熱は、この冷却ファンで強制排気されるのだが、非常に薄いシロッコファンなので吐き出される熱も限界がある。さて、どのようにしてMacBook Air内部が冷却されているのだろうか。 その回答は、ボトムケースに開けられた21個の大きな排気口(赤枠)にある。
冷却ファンの部分に5個、そして、ロジックボードの幅いっぱいに16個もの四角い大きな開口部分がある。冷却ファンによる強制排気されると、自然に外気が吸気される。排気口より吸気口の数が大きい方が、冷却効率は良いのだ。ただし、この吸排気口は MacBook Air のデザインを損なうことなく、液晶パネルヒンジの内側にデザインされているのは、Appleのコダワリだろう。
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