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2010年11月03日

スタイリッシュな ENVY 100 をバラす

日本ヒューレット・パッカードが、今月から発売するデザイン重視のスリムなインクジェット複合機 hp envy 100 を発売前にバラしてみた。

hp envy 100は、スキャナを内蔵した複合機としては異例に薄い高さ約10cmととてもコンパクトである。本体には3.45インチの大型タッチスクリーン液晶が搭載されており、印刷時にはタッチスクリーン部が自動で開閉、印刷された用紙を支えるバーが印刷が終了時には自動的に飛び出して紙を支え、紙を取り除くと自動的に収納されるというギミックな動きが特徴だ。

さて、KODAWARISAN恒例の速攻(今回は発売前)のバラし。まずは、hp envy 100 裏側からビスを探す。お決まり(?)のゴム足に隠されたビスを外し、バラしの開始だ。

裏蓋、側面のパーツ、そしてフロントパネルを外すと簡単にロジックボードが現れた。さらに、スキャナー部分と上部パネルを取り外し、ロジックボードを取り出した。

hp envy 100 のロジックボードは、3つの基板から構成されていた。メインの基板には、hp envy 100の機能をコントロールするFREESCALE SEMICONDUCTOR の MCIMX515DJM8C (IMX51 Series 32-Bit 800 MHz) プロセッサーが搭載されていた。

上部パネル類をすべて取り去ると、意外なものが姿を現した。なんと、ACアダプターがそのまま本体に内蔵されていたのだ。コンパクトなプリンターなので、小さなスイッチング電源でも内蔵されているのかと思っていたのでビックリした。

本体右側に取り付けされた複数の平歯車は、hp envy 100の特徴でもあるギミックな動きをスムーズにさせる装置となっている。その奥には、プリンターの命ともいえるプリントカートリッジを動作させるモーターがあった。
今回、hp envy 100のバラしに必要な工具は、T9型トルクスドライバーのみだった。すべて同じT9型であるのは、コスト削減なのだろう。

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Posted by kodawarisan at 10:00
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