これまで iPadで使えていたApple Keyboardが、 iOS 4.2 へアップデートした後、使えなくなったという報告があった。
iOS 4.2 から iPadへ対応したが、Apple iPad Camera Connection Kitで接続できたタイプライターなど対応外のUSB 周辺機器が接続できなくなったようだ。
本来、Apple iPad Camera Connection Kitは、カメラで撮影した画像をiPad へ取り込むためのアクセリで、他の USB 周辺機器の接続は想定されていなかった。ただし、20mAもある出力電流により、一部のUSB 周辺機器の接続可能であることがわかり、様々な利用方法が公開されていた。しかし、これらはAppleの想定外、 iOS 4.2 アップデート後、Apple iPad Camera Connection Kitからの出力電流を20mAから10mAへと変更したのだ。その結果、これまで使えていた周辺機器が使えなくなったという事態が発生したのだ。
この仕様変更にともない、一部のデジカメでも不具合が発生する可能性があるので、Apple iPad Camera Connection KitからiPadへの接続には、対応機種の確認が必要となるであろう。