iPadにAppleオリジナルのA4チップが搭載されていることは知られているが、その詳細については公開されていない。そこで、iFixitは、このA4チップそのものをバラしすことにしたのだ。もちろんビスやら固定のツメなどあるはずもなく、表面を研磨して光学顕微鏡観察、さらに電子顕微鏡やX線を使って解析を行ったそうだ。
結果わかったことは、A4チップは二層構造で、SAMSUNG製の256MB DRAMが内蔵された特殊なタイプだったということだ。
iPadに搭載されたその他のチップについても撮影された高解像の画像が販売されているので、興味のあるKODAWARISAN読者は参考にするとよい。
しかし、バラしも進化したものだ。KODAWARISANも同様の解析が可能な技術はあるが、本当に読者がここまでのバラし情報を必要としているかどうかは疑問。しかし、販売されている画像はどれも美しく、デスクトップに使ってみたいものばかりだ。