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2010年07月29日

iPhone 4 ホワイトモデル出荷遅れの原因とは
製造が困難という理由から、出荷が延期になり年内と発表されている iPhone 4 ホワイトモデル、本当の理由が知りたいと思っていたら興味ある記事があった。

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iPhone 4 に使われている特殊強化ガラスには塗装がされている。ブラックモデルは黒色塗料、そして、ホワイトモデルは白色塗料なのだが、白色は塗装具合によって、液晶のバックライトの光が漏れてくるそうだ。ガラスのエッジ部分やタッチスクリーンの周りが光ってしまい、iPhone 4 のクオリティを下げてしまうことが、出荷遅れの原因のようだ。
確かに、白色塗装は難しいと思う。以前、ポリカ製の iBookや iMacで、筐体の角部分からバックライトの光が微かに漏れていたことを思い出した。素材が樹脂ではないガラスだと、さらに漏れる光が強いのではと想像できる。また、パーツを発注している業者の技術レベルは高いのだが、製造能力に限界があるのも原因のひとつだそうだ。
iPod classiciPod touch の鏡面仕上げは、新潟県燕市の磨き職人の技術で行われている。しかし、製品製造上のトラブルから出荷が遅れたなどということはなかった思う。Appleもクオリティを重視するのであれば、中国で製造するのではなく、日本の職人技で白色塗装を行った方がよかったのではないだろうか。

上の画像のように、付属品の出荷準備が揃っても、肝心の本体がまだ製造できないので、箱詰めができない状況が続いている。

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Posted by kodawarisan at 11:30


Comments

TITLE: 1 ■無題
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おそらく日本でもガラスに白い塗装は出来ません。Appleの下請け工場はいったいどうやって塗装するのか興味津々ですね。

Posted by:   at 2010年07月30日 00:58


TITLE: 2 ■無題
SECRET: 0
PASS:
そうなんですか、塗装技術もトップクラスの企業が日本にもあると思っていました。

Posted by: Macマニアのための最新情報と分解バラしのこだわり at 2010年07月30日 06:53


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