Apple修理サービズが製品の修理の際に使用している Necofit という梱包材がある。
今回、Mac Proの修理を依頼した。ヤマト運輸が故障製品を引き取りにきた時、用意したのが Necofit という梱包材である。



この Necofit は、Mac Proがスッポリ入るのでかなり大きめの箱。修理品をサービスセンターと往復している箱なので、外観はかなり傷んでいる。箱を開けてみるとこれがアナログ的なのだが、工夫された箱なのだ。



箱を開いてみると、中には手動式のクロネコのイラストがプリントされたポンプが入っていた。このポンプを使って内部の緩衝剤を膨らませてMac Proを固定するのだ。取り出すにはエアーバルブをリリースして、取り出せる仕組みになっているリサイクル可能なすぐれた専用梱包箱である。



箱に貼られたステッカーを見ると、「衝撃センサー内蔵」と書かれているのでどこかに装着されているようだ。バラしをすればわかるのだが、使い捨ての梱包材ではなさそうなのでバラさず、詳細はわからない。

本来、この Necofit は、ヤマト運輸のドライバーが、修理品の梱包、開封作業をするので、詳しくこの箱を観察できる機会はない。今回「ドラーバーさんへのお願い」と書かれているのにも係らずそのまま置いてかえってしまった。ドラーバーに連絡して、引き取りにくるまでじっくりと観察させてもらったので、記事にすることができた。
大切な製品を預けるのだから、ヤマト運輸のドライバーは、しっかり教育訓練を受けるべきだと思う。


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