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2009年09月22日

初代 Time Capsule が壊れた

バラしてみると、やはりコンデンサーが原因で液漏れを起こして電源ユニットが起動しなくなっていた。

「ある日、Time Capsuleが突然動かなくなったらどうする?」、先日アップした記事と同じ現象がKODAWARISANでも発生した。
Time Capsuleを設定のために、電源のオンオフを繰り返している最中にトラブルが発生した。
トラブルの原因は Time Capsuleの電源にある2つのコンデンサー(赤矢印)。過剰な負荷によってもともと弱かった1500uFのコンデンサーから液体が噴き出したのだ。

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そもそも Apple 製品に使われているコンデンサーには不良品が多い。過去にも iMac G5 でも コンデンサ不良によるトラブル が大きな問題となったことがあった。ただし、これはApple製品に限ったことではなく、他社製品においても発生している。コンデンサーの不良品が多く出回っているということなのだ。
今回、Time Capsuleをバラして分かったことは、裏側にある滑り止めのゴムパーツがあまりにも弱かったことだ。1年半ほど使用したTime Capsuleのゴムパーツは、熱によってかなり痛んでいた。ドライヤー暖めながら両面テープをはがしていったにも関わらず、ゴムパーツは見事に裂けたのだった。さらに、電源パーツを保護していたプラスチックも劣化が激しく、簡単に割れてしまった。Time Capsuleは、かなりの熱を発生させるので冷却ファンが内蔵されてはいるが、これらのパーツの劣化は著しいものだった。

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Time Capsuleを長期使用していて、ユーザがハードディスクの交換や今回のようなコンデンサートラブルを修理しようとするのであれば、これらのリスクを覚悟して望んだ方が良いだろう。

Posted by kodawarisan at 18:03
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