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2009年04月09日

MBホワイトモデルのマイクロクラック問題

13インチMacBook White 2.0GHzの筐体にマイクロクラックができたとユーザからの報告が多くあるようだ。

ユーザから報告されている事例をみると、クラックといっても、筐体そのものが割れているのではなく、表面にできたヒビのことを言う。過去にもクラムシェル型初代 iBook、白いポリカ製の2代目 iBook で同じようなことがあった。ポリカーボネイト樹脂は、強度抜群の素材だとよく言われているが実は違うのだ。
ポリカーボネイト樹脂には、紫外線をよく吸収する性質があり、吸収した紫外線によって樹脂の鎖状結合が徐々に壊れていく。そして、マイクロクラックが発生、最終的には割れてしまうこととなるのだ。13インチMacBook White 2.0GHzの筐体は、光沢を持たせるために樹脂への着色が少ない。紫外線を吸収しないような色に着色したり、マイクロクラックを隠すような表面加工をすれば問題は解決されるだろうが、Appleは製品のデザインを重視しているのでありえない話だ。
筐体をアルミ素材にすることで、13インチMacBook(アルミニウム) 2.4GHzでは、同様の問題は発生しないが、凹みやキズに弱い。デザインで選ぶか、素材で選ぶが、素材をとるとAppleの製品は使いづらいのかもしれない。

macbook-090408.jpg

Appleは、マイクロクラック問題について認めており、場合によっては修理交換に応じるという。
【Apple Insider】

Posted by kodawarisan at 10:00
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