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2008年12月28日

Apple、Steve 引退後も製品コンセプトは変わらない?

昨年末、「Apple、Steve 引退後は? 」というタイトルで書いた記事を思いだした。

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1997年、SteveがAppleの暫定CEOになり、インダストリアルデザイナーのJonathan が生み出した初代 iMacは、爆発的な人気となり、パソコン周辺機器はもちろんのこと、生活用品までスケルトンブームとなった。確かに、Steveのアイデアと経営力はすばらしいが、それを実現してくれるパートナーが Jonathan だった。Jonathan は、ユーザの想像を超えた魅力的なデザインの製品を次から次へとデザインしてきた。 iMacは、スケルトンの時代から、アームを持ったデザインとなり、そして、全く新しいパネルデザインへと進化していった。何れの世代のiMacも、これまでのデスクトップパソコンの常識を超えたものだった。
そしてノートパソコンで、世の中を、あっと驚かせたのは、シェル型の初代iBook だった。さらに、1インチの薄さで登場した PowerBook G4 も衝撃的なデザインだった。PowerBook G4 シリーズは、Intelプロセッサ搭載の MacBook Pro へ、iBook も同様に MacBook になった。
そして、忘れてはならないのは、iPod の存在だ。現在では、iPod classicが、初代のデザインを踏破したモデルだが、初代の iPod が発売されたとき、否定的な意見が多かった。しかし、iPod nano (3rd generation)、ipodshuffleなど、発売日に即日完売となり、長い間入荷を待たなければならないほど大人気となったのだ。さらに、タッチスクリーン搭載の iPhoneやiPod touchへと進化していった。どの製品も、これまでにない、常識と想像を超えたデザイン、機能をもった魅力的な製品ばかりだ。
現在、魅力ある Apple製品は、まさに Jonathan の手によって創りだされているのだ。そして、将来、Steve が Apple を去ったとき、Appleを引き継ぐことができる人物は、やはり Jonathan なのだろう。【Apple、Steve 引退後は?】
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Appleが参加する最後の Macworld expo 2009、そして、恒例となっている Steve の基調講演がなく、Philip が基調講演を行うことから、 Steve の引退説がささやかれている。Appleの次の世代を受け継ぐのは、だれなのか。有力候補は、Timothy だろう。しかし、昨年の記事にも書いたとおり、Appleの魅力的な製品デザインは、 Jonathan の手によるのも。彼がAppleを去ることがなければ、トップが交代しても今までどおりのAppleであることをAppleファンとして期待したい。

Posted by kodawarisan at 09:00

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