« iPhone じゃない iorgane | Main | DVDドライブが使いにくい新MacBook Pro »

2008年10月25日

MBAのシングルコア化問題が解消

以前から MacBook Air の2つのプロセッサの内、1つしか稼働しなくなるシングルコア化が問題となっている。対策としてAppleは、Macbook Air Update 1.0 をリリースしたが、未だに不具合が完全に解消されていない。これには MacBook Air の個体差も関係しているようで、対策としてユーザの申告によりAppleは IPD board flex cable という部品の交換をしている。

さて、この IPD board flex cable とはどのようなケーブルなのか調べてみた。IPD board flex cable は、MacBook Air のマルチトラックパッドとロジックボードをつなぐフラットケーブルである。このフラットケーブルを交換することで MacBook Air のシングルコア化が改善されるというのだ。


102502.jpg

そこで今回、Appleストアの Genius に相談して、バラしに使用していない新たに購入した MacBook Air の IPD board flex cable を交換していただいた。確かに、交換後の MacBook Air は、動画再生中に冷却ファンは高回転になるものの、シングルコア化による処理速度の低下は起こらず、冷却ファンの回転時間も対策前よりも少なくなった。明らかに、IPD board flex cable の交換で MacBook Air に改善が見られた。
MacBook Air ユーザで同じ現象が見られるのであれば、Appleに相談して、IPD board flex cable を交換してもらうと良い。その時は、「シングルコア化」と「 IPD board flex cable 交換」を申告すれば担当者はすぐに対応してくれるだろう。

---
【Macbook Air Update 1.0 リリース 】

Posted by kodawarisan at 17:59

Copyright KODAWARISAN
All rights reserved