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2008年03月05日

システムの再構築には MacBook Air SuperDrive が必須

MacBook AirにリモートディスクでMac OS X 10.5.1 Leopardを再インストールすると16時間も必要だった。

MacBook Airを購入して、まず最初に行う作業はというと、これまで使用してきた Mac から、システム移行アシスタントを使って、メールの設定や書類などを移行することだろう。いきなり、MacBook Airのハードディスクをフォーマットしてシステムの再インストールするユーザは少ないと思う。
MacBook Airのユーザが、初めて経験するリモートディスクによる作業は、非常に簡単ではあるが、無線LANの環境により作業にかかる時間が様々なのだ。60GBのユーザフォルダと環境設定を移行するのに数時間を要したというユーザの報告がある。
光学ドライブが内蔵されないMacBook Airは、このリモートディスクでアプリケーションなどをインストールするのだが、無線LANの通信速度が要だ。要するに、電波状況が悪いととんでもない状況が待っている。
今回、MacBook ProMacBook Airのリモートドライブとして使用した。どちらも有線ではなく、無線LANで接続し、Mac OS X 10.5.1 Leopardの再インストールを試みた。
MacBook Airが、リモートディスクを認識するにはさほど時間はかからなかった。しかし、ハードィスクのフォーマット後、インストーラーが起動するまでに十数分、インストールが開始してから、フリーズしているのかと思うほど画面に変化がなく、かろうじてMacBook Proの光学ドライブが動作している音が聞こるだけだった。インストール時間が表示されたのは、1時間後。そのときの表示時間を見て驚いた。なんと19時間と表示されていた。その後も、インストールはゆっくりと進み、夜から開始した作業が、朝になっても数時間の表示が減っただけだった。インストール終了を迎えたのは、翌日のお昼過ぎ、16時間もかかってしまった。
いくら気の長いユーザでも、ここまで時間がかかると腹立たしいと言うよりも、飽きれてしまうだろう。
確かに、他のパソコンの光学ドライブを借用して、起動ドライブになる機能はすばらしい。だが、ここまで時間がかかるのはいかがなものだろうか。有線LANにすると作業時間が若干速くなるかもしれないが、あまり期待はできない。やはり、MacBook Air SuperDriveの購入が必須なのだ。


MacBook Airで、まだアプリケーションのインストールやシステムの再構築の経験がないユーザは、MacBook Air SuperDriveをぜひとも購入しておいてほしい。突然のトラブル発生で、いざシステムの再インストールと言うときに、リモートディスクではとても困ることになるからだ。現在、在庫が少ないようなので、早めにApple Storeでの購入をすすめる。

Posted by kodawarisan at 16:00
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