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2006年05月18日

MacBook バラしのコツ

0518001.jpgMacBookバラしレポートを最終更新した。
今回のバラし作業を考察すると、分解に必要な工具はプラスドライバーのみだ。ただし、Phillips 規格なので JIS 規格だとネジ穴をつぶすことになるので注意が必要だ。MacBook も iBook G4 のように数多くのビスが使用されており、バラしはビス位置の確認作業とともに進めなければならない。確認を怠ると、「あれ!この余ったビスは…」ってことになる。
さて、バラし作業はマニュアルなどないため、試行錯誤の繰り返しとなる。いつものことだが、アップルは一風変わった方法でケースを固定している。こんな凝ったことをしないで、はめ込みやビス止めで良いのではと思うが、そう単純なものではない。
今回も、右側面 (光学ドライブ側) と右手前 6箇所 (画像赤丸印) にトップケースはめ込み用の特殊なプラスチックパーツがあった。最初、このパーツによるはめ込みに気がつかず、バラし作業が止まってしまった。しかし、一箇所のプラスチックパーツが机に転がり落ちたことで、このプラスチックパーツ存在がわかり、力任せにトップケースを引っ張りあげたところ、すんなりと外せた。そして作業は一気に進んだ。
前回の iMac (intel) バラしもフロントパネル上部裏側に金属製のラッチが隠されていた。
もしかしたら、アップルは製品を簡単にバラさないよう、対策としてこのような特殊パーツを組み込んだ設計にしているのだろうか。
最近、バラしのたびに見るカプトンテープがあちこちに貼られた様子、ケーブルが束ねられている様子は、かつて製品の内部までこだわったアップルがどこかにいってしまったと感じる。

Posted by kodawarisan at 19:30
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