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2006年08月05日

サーマルペーストの塗り過ぎが原因か

MacBook Proの製造工程でCPUとヒートシンクの間にサーマルペーストが過剰に塗布され、異常な発熱の原因なっているのではないかという問題があった。【5月2日記事】
ユーザ自ら過剰なサーマルペーストを除去し、発熱量が減ったという報告があった。その後、メーカも対策をとったのか、異常な発熱の報告はない。
しかし、今度は MacBook で過剰に使用されたサーマルペーストがロジックボード上に広がっている可能性があるという報告がでてきた。【Lionel@HardMac】
あるユーザがMacBookのメモリ増設するためにメモリスロットからアップル純正メモリを外したところ、白く固まったサーマルペーストが付着していたという。本来ならサーマルペーストを塗布する必要のないところに付着していたということは、どこからか流れてきたものなのだ。ロジックボード上でサーマルペーストが使われているのは CPU 周りであることから、ここから余分なサーマルペーストが解けて流れてきたのだろう。サーマルペーストは基盤やパーツに悪影響を与えるものではないが、過剰となると問題だ。MacBookのメモリスロットはユーザがアクセス可能とされている部分なので、アップル純正メモリを外して確認してみるのも良いだろう。もし、外したメモリに白い付着物があれば Apple Store のジーニアスバーに相談することをおすすめする。

Posted by kodawarisan at 09:15
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