7月11日の発売日、あれほど話題をさらった iPhone 3G だったが、2ヶ月を過ぎた今、いったいどうしたことだろう。
KODAWARISANの読者さんは、iPhone 3G を使う濃いユーザさんが多いだろうが、街を歩いていて iPhone 3G を持つ人を見かけたことはあるだろうか。また、電車内で iPhone 3G を使っている人を何人見ただろうか。発売日から数日間で10万台以上も販売されたという iPhone 3G は、いったいどこにあるのだろうかと思うほど見かけることが少ない。
iPhone 3G の販売が伸び悩んでいる背景には、日本の携帯電話ユーザが、すでに世界でも最も進んだ携帯電話技術を利用しているということがある。iPhone 3G の機能は、日本ではそれほど新しくはなく、むしろワンセグやお財布機能など他機種にある機能がないのだ。そして、iPhone 3Gにないもので致命的となっているのは「絵文字」だろう。これを取り入れたら、女性のユーザ層が一気に増えそうだ。
ソフトバンクは、販売数を上げるためにややこしい料金体系を作って格安感を持たせるよりも、iPhone 3Gに国内専用の機能として、絵文字辞書を用意した方が良いのではないだろうか。

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