iPhone 3G はソフトバンクショップなど販売店で契約した後、自宅でユーザ自身が行う作業がある。その作業とは、iTunes による iTunes Storeへの登録作業だ。
iPhone 3G は、購入するときに第1段階のアクチベーションが行われる。これは、ソフトバンクの回線を利用するための作業で、電話番号などの情報がSIMカードに記録される。そして、iPhone 3G へ挿入された後、Yahoo! のサービスメニューへリンクしたアプリケーションがインストールされる。この作業が終了すると、携帯電話としての機能がすべて使えるようになる。もちろん、インターネットへのアクセスも可能でSafari やMail、YouTube もみることができるわけだ。
このあと、ユーザは自宅にiPhone 3G を持ち帰り、第2段階のアクチベーション作業を行う。この作業は、iTunes Storeへの登録作業で、これを完了しないと音楽やムービーファイルを購入することができない。さらに、iTunesから配布されるアップデートファイルも受け取ることができないようだ。ただし、iTunes を絶対に使わないのであれば、この作業はしなくても良い。もちろんクレジットカード情報も登録する必要はない。
また、ソフトバンクショップなどの販売店で購入と同時に回線契約をしていない iPhone 3G、たとえば海外で購入したものや、友人から譲りうけたものなどは、ソフトバンクショップへ実機を持ち込めば新規契約することができる。ただし、国内で販売されたiPhone 3G は、SIMロックがかかっているので国内でのみしか使用できないようだ。