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2007年08月17日

超スリムなコネクタジャック

Appleは、I/Oポートのスリム化のために新しい特許を取得していた。【Apple Insider】
ノートパソコンのサイズ、特に厚さはハードディスクドライブとDVDなど光学ドライブのサイズで決まる。この 2つのドライブを搭載しなければロジックボードとキーボード、そして液晶パネルの厚さだけになるのでかなり薄いサイズにすることができる。しかし、サイズを変更できないパーツがある。それは、共通規格として使われているモジュラージャック、USBポート、FireWireポートだ。MacBook ProMacBookシリーズでは、電話回線によるインターネット接続をUSBモデムを使うことでモジュラージャッを省略しているが、USBポートやFireWireポートは省けない。これらのポートは、約6-8mm程度の高さを必要とすることから、筐体はどんなに薄くても10mmは必要だろう。
今年初めから噂されている超スリムな MacBookシリーズ製品 (MacBook Proシリーズとなるのか。) では、これらのポートに新しい特許が採用される可能性がある。それは、Appleが数年前から継続して申請している I/Oポートのスリム化に関する特許で、イラストに描かれている USBポートや FireWireポートを折り畳み構造とする仕組みだ。ジャック部分は規格上サイズ変更は不可能だが、コネクタハウジングの部分は使用時に開口するデザインにすると薄くできる。これならジャック部分だけで 約2-3mmは薄くなる。
昔、Megaherz社の PCカードタイプのモデム (XJAC) でモジュラージャックをスライド式にした製品があった。少々不格好だったが、限界まで薄くするなら USBポートや FireWireポートにこんな方法もアリかと思う。

Posted by kodawarisan at 08:52
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